学生時代に研修していた時でした。
患者さんから相談を受けました。
「夜寝れないんだけどどうしたらいいかしら?」
当時授業の生理学で睡眠について勉強している所でした。
付け焼き刃くらいの知識しかありませんでしたがその時授業で習っていた事を参考に少しアドバイスをしてみました。
そしたら翌日その患者さんから
「とても良く寝れました!先生ありがとう!」
と言ってもらえとても感謝されました。
この出来事をきっかけに睡眠についてとても興味が出るようになりました。
僕ら柔道整復師は怪我や痛みを患者さんの自然治癒能力を最大限に引き出して治療を行なっています。
人間は睡眠時に身体の修復を行なっている。
より良い睡眠を取れるように指導が出来たらより患者さんの自然治癒能力を引き出すことができる。
そう確信し睡眠についてしっかり勉強しようと思いました。
しかし学校で配布された生理学の教科書には睡眠について数ページしか載っていない。
巷で売ってるいる本を読んでも表面的な部分しか理解できない。
人に自信を待って伝えれるようになるには本質的な部分を理解する必要があると思いました。
当時会社の方針では柔道整復師以外にも何か資格を取るというのが院長の教えでした。
先輩方がトレーナー資格を取っているなか僕は睡眠の資格がないのか探していました。
それでインターネットで検索してみたら睡眠健康指導士という資格を発見。
これだ!と思い院長に相談し資格取得までサポートしていただけることになりました。
そして睡眠健康指導士初級講座を一日受け資格認定試験に合格、
その半年後睡眠健康指導士上級講座を3日間受け資格認定試験に合格し睡眠健康指導士上級の資格を取得しました。
講座内容は基礎となる睡眠生理学にから日常生活レベルの睡眠知識について学ぶことができ、
認知行動療法で非薬物的に睡眠障害を改善する知識を得られる事ができました。
その後は社内勉強会で講師を行なったり、
患者さんや小学校の保険体育の授業で講師を行なったりとアウトプットをしていきました。
今では睡眠に関して悩んでる患者さんやアスリートにアドバイスを行なったりしています。
健康三大要素、運動、食事、睡眠。
人様の健康に携わる僕らの仕事をしていく上で睡眠はとても重要な事だと改めて理解しました。
僕が接骨院業務を覚えていく中で一番最初のプラスアルファの学びが睡眠でした。
睡眠は自律神経によって支配されている。
睡眠を学んだ数年後自律神経について勉強しやはりまた睡眠に戻った。
一つの学びはまた何かに繋がるのだなと面白く感じた瞬間でした。
柔道整復師 原田健太郎
身体の事、治療の事、日々の思う事を自分の中で文章化しアウトプットしていきます。 文章力、発信力を養いこれからの時代に必要とされる人財を目指していきたいと考えています。
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